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肺炎

Disease

佐賀市で肺炎の治療なら、かとうクリニック 内科・呼吸器内科へご相談ください

簡単 肺炎チェックリスト

~以下の症状に当てはまる方は肺炎かもしれません~

・咳が長期間続く
・咳をすると痰が一緒に出る(黄色、緑色、または血が混じることがある)
・高熱がある、または熱が続く
・胸に痛みや圧迫感を感じる
・普段よりも息切れが激しい、または呼吸が浅くなる

肺炎は、風邪の症状と似ており、判断するのは難しいです。1つでも当てはまった方は肺炎の可能性があります。少しでも気になる方はお気軽に当院へお越しください。

肺炎とは

肺炎は、肺の奥にある肺胞という酸素と二酸化炭素の交換の役割を持つ部分に炎症が起きる病気です。
細菌やウイルスが口や鼻から体内に入り、気管を通って肺まで到達すると、そこで炎症が発生します。この病気の原因となる微生物には、細菌、ウイルス、寄生虫、真菌などがあります。肺胞が炎症を起こすと、「呼吸」がうまくできなくなり、息苦しさを感じたり、呼吸が速くなったりすることがあります。さらに、場合によっては呼吸困難になることもあります。
肺炎と風邪は、どちらも呼吸器系の病気ですが、その特徴は大きく異なります。風邪は主に鼻や喉の粘膜にウイルスが感染して起こる病気で、鼻水や咳、喉の痛みなどが主な症状です。一方、肺炎は肺の深部に炎症が起こる病気で、高熱、咳、痰、呼吸困難などが特徴です。

風邪

肺炎

感染部位

鼻、喉

主な症状

鼻水、咳、喉の痛み 

高熱、咳、痰、呼吸困難

重症化リスク 

低い

高い(特に高齢者や基礎疾患を患っている方) 

マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエという細菌が原因で起こる肺炎の一種です。特に小児や若者に多くみられ、長引く咳が特徴的な病気です。風邪と間違えられがちですが、肺炎という名前の通り、肺に炎症が起こっている状態です。

マイコプラズマ肺炎の特徴としては、乾いた咳が長引くことや、夜間や早朝に咳混むこと、発熱、全身の倦怠感、食欲不振、頭痛、筋肉痛のような痛みなどがあります。
まれに中耳炎や、副鼻腔炎、気管支喘息を併発する場合もあり、重症化すると脳炎や、心筋炎などの合併症を引き起こす可能性も指摘されています。

誤嚥性肺炎とは

誤嚥性肺炎とは、食べ物が気管に入ってしまうことで起こる肺炎です。通常、食べ物は食道を通って胃へと運ばれますが、様々な原因で誤って気管に入ってしまい、肺に炎症を起こします。特に、高齢者や飲み込む力が弱っている人に多くみられます。
誤嚥性肺炎を引き起こす主な原因としては、脳梗塞、神経疾患、口の病気などで生じる飲み込む力(嚥下機能)の低下や、不十分な口腔ケア、食事の時の体位によって引き起こされると考えられています。

誤嚥性肺炎の症状は、発熱、咳、痰、呼吸困難などが一般的です。しかし、高齢者や基礎疾患を持つ人では、これらの症状がはっきり現れない場合もあります。いつもと違う、いつもより元気がないなどの症状があればかとうクリニック 内科・呼吸器内科までご受診ください

肺炎の治療法

肺炎の治療法は、原因となる菌の種類や患者の状態によって異なります。一般的には、抗生物質の投与や、咳止めや解熱剤などの対症療法が行われます。重症の場合は、入院して酸素吸入や人工呼吸器の使用が必要になることもあります。

特にマイコプラズマ肺炎の治療法では、抗生物質が用いられます。しかし、一般的な細菌に有効なペニシリンなどの抗生物質は効かず、マイコプラズマに効果のあるマクロライド系抗生物質が使用されます。

肺炎の予防

肺炎を予防するためには、以下の点に注意することが大切です。

ワクチン接種

肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンを接種することで、肺炎の発症リスクを下げることができます。
バランスの取れた食事: 免疫力を高めるために、バランスの取れた食事を心がけましょう。

バランスの取れた食事

免疫力を高めるために、バランスの取れた食事を心がけましょう。

十分な睡眠

 睡眠不足は免疫力を低下させるため、十分な睡眠をとりましょう。

禁煙

喫煙は肺を傷つけるため、禁煙しましょう。

口腔ケア

定期的に歯磨きや口腔ケアを行い、口腔内の清潔を保ちましょう。

口腔ケア

定期的に歯磨きや口腔ケアを行い、口腔内の清潔を保ちましょう。

食事の姿勢

食事の際は、あごを引いて背筋を伸ばし、ゆっくりと食べましょう。

食事の形態

固すぎる食品や飲み込みにくい食品は避け、柔らかい食品や飲み込みやすい食品を選びましょう。

体位

寝たきりの場合は、定期的に体位を変えましょう。