COPD(慢性閉塞性肺疾患)｜かとうクリニック 内科・呼吸器内科｜佐賀市本庄町の内科・呼吸器内科

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)

どんな病気なの？

有害な煙を長期間吸入することで、肺の組織が壊れてしまう状態を肺気腫といいます。原因のほとんどはタバコですが、まれに職業によるものなどもあります。
タバコの煙等が原因で気道（呼吸するときの空気の通り道）が狭くなり、呼吸のしやすさに障害がでるとCOPD（慢性閉塞性肺疾患）となります。
症状は、息切れで来院される場合が多いです。階段や長距離の歩行で途中で休みが必要になったりします。同年代の方と買い物をしたり、ゴルフに行ったときに気づくこともあります。その他の症状としては、咳や痰が毎日でるようになるなどがあります。
診断にはまず喫煙歴を伺います。また、呼吸機能検査を行い、気道が狭くなっていないかどうかを調べます。レントゲンでその他の原因となる病気がないかどうか調べることもあります。

どんな治療をするの？

治療としては、喫煙が続いている方はまず禁煙を行います。必要に応じて禁煙外来で保険診療を用いて禁煙のお手伝いをすることができます。
禁煙以外の治療の中心は吸入療法になります。狭くなっている気道を広げる薬（気管支拡張薬）を吸入します。
日常生活の注意としては、息切れするために日常生活の活動度が減っていることが多く、その改善が必要な場合があります。
長期的には、酸素療法が必要になる場合もあります。